株式と債券の違い(2)

2020/03/16
株式と債券の違い(2)


企業に投資する方法として、
その企業の株式を買う方法と、
その企業の債券を買う方法があります。

今日は、
簡単に、
債券のことをお伝えします。

債券とは、
借用書のことです。

例えば企業の社債とは、
企業がお金を集めたいときに
発行するものです。
「誰か、私にお金をかしてくれませんか?
年間○○%の利息を付けます。
2年後には元金を返します。」
ということですね。

社債を購入した人は、
その企業にお金を貸した人。
そして、
○○年後には約束通り、
貸したお金を返して貰えます。
ただし、その企業が潰れなければ・・・
ですが(^^ゞ

債券についている利息のことを
「クーポン」と呼びます。

まとめです。
株式と債券の大きな違いは、
株式は出したお金が同額で
返ってくるかどうかはわからないです。
しかし、債券は、
始めに決められた期間が
終了すると、
出したお金は基本的には返ってきます。


株式は、
出したお金が何倍かに増えることがあります。
債券は、
始めに決まっている利息と、
決まっている期間が終了したら、
出したお金はそのままの額で返ってきます。
株式と債券を比較すると、
株式のほうがリスクが高いといわれるのは、
そのためですね。


債券も株式も、
企業が倒産すると、
出したお金は消えてしまうことになりますので、
その点は同じですね。



身近な投資方法、
株式と債券の違いを簡単にお伝えしました。

この基本的なことは、
個別に株式や債券の投資をするときは勿論ですが、
投資信託を選択する時にも、
どんな運用の投資信託なのか、
株式中心なのか、
債券中心なのか、
あるいは両方が入っている投資信託なのか、
それによって、
リスクの大きさが異なりますので、
参考にしてください。

投資信託の「目論見書」をみると、
どんな運用方針なのかが書いてありますので、
確認してみてください。


あなたのお金の置き場所はは
株式にされますか?
債券にされますか?
その両方ですか?
または、元本保証の預貯金にされますか?
じっくり考えてみてくださいね^^