楽天証券で、
「フィッシング詐欺を通じた不正取引の発生」
があったとの発表がありました。
どのような事象かというと、、、
気が付かない間に、
証券口座に侵入され、
保有している投資信託等を売られ、
中国株式(香港株)を購入している!
ということです。
久しぶりに楽天証券口座にログインしてみたら、
買った覚えもない中国株を保有していて、
あるはずの投資信託がなくなっている・・・
なんて、とんでもない状況ですね。
「ぞっ」とします。
一体、何が起きているのか
わからなくなるでしょう。
被害にあわれた方はそれはショックを受けられたと思います。
楽天証券でも今は調査中で、
はっきりした原因は発表されていませんが、
「フィッシング詐欺を通じた不正取引の発生」
と言っていますので、
被害にあった方が、
「フィッシング詐欺」に
気が付かないうちに引っかかってしまった可能性があります。
少し前の「フィッシング詐欺」は
文字化けしていたり、
これはおかしいでしょう!
というものが多かったのですが、
今の「フィッシング詐欺」は
巧妙にできており、
全く気が付かないうちに、
引っかかっているということもあるのかもしれません。
また、「フィッシング詐欺」ではなく、
何かのウィルス感染などで、
情報を引き抜かれていたのかもしれません。
本当のところはわかりませんが、
自分でできる防御策は必要です。
自分でできる対策は、
楽天証券では毎回のログイン時に
メールに承認画像が送られてくる
「追加承認」を推奨しています。
毎回のログイン時に、
登録のメールアドレスに、
2個の画像が送られてきて、
その順番通りにログイン画面に入力するという方法です。
今までの数字での追加承認よりも
画像の方が不正がされにくいとのことです。
楽天証券の事故を受けて、
SBI証券でも、
セキュリティの強化を推奨しています。
SBI証券は、
「デバイス認証」という方法です。
あなたが設定したパソコンや携帯での
ログインのみを可能にします。
ということでしょうか。
以下、SBI証券のHPより抜粋
「デバイス認証」はお客さまご利用の端末を認証することにより、当社WEBサイトにログインできる端末を制限するログイン認証方式です。
当社サーバーからお客さまの端末へ識別情報を発行し、ログイン時にその識別情報を確認することで、ログイン認証を行います。
自分で出来る防御策として、
私が日々考えていることは、
・上記のように自分自身でセキュリティを強化する
・フィッシング詐欺にあわないように、メールにあるURLから入らない!
(メールを見て、確認したいことがあるなら、公式サイトや公式アプリから入って確認する)
・パソコンやアプリのアップデートを怠らない
・外で無料WiFiなどに安易に接続しない
今回の原因が「フィッシング詐欺」だと信じたい。
それならば、自分自身で防ぎようがあると思うから・・・
でも、ずっと不安がっていてもしょうがないので、
自分でできることを行ったら、
あとは毎日の日常を穏やかに過ごしたいものですね。