老後資産2,000万円問題

2019/06/20
老後資産2,000万円問題

今、ニュースやワイドショーで、老後資2,000万円問題が騒がれていますね。

 

どんな問題か、ざっくり説明すると、

6月3日に金融庁が発表した報告書が発端で、

大臣が「昔と比べて長生きの時代だね。夫婦で65歳からの生活に、年金だけじゃなく2,000万円ぐらいいるよ」との発言があり、市民から、

 

「今の生活から、まだ2,000万円とか!」

「年金制度は破綻ですか?」

「払った分くらい年金ちょうだい」

などの声が殺到。

 

その後、大臣が、

「金融庁が発表した報告書は受けとらない。」

と、なったのもですから、何だか話が変なところに進んでると感じます。実際の報告書はとても大切なことが書いてあります。

 

金融庁が発表した報告書はこちらです。

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」

そんなに小さな字でもなく、

図表も沢山なので、少し時間をとっていただいたら読めると思います^ ^

 

この報告書の内容をざっくりと書いてみますと

・少子高齢化により確かに年金額はいまほどはないでしょう。

・高齢化が進むと、資産管理は自分で出来なくなることも考えましょう。

・資産の寿命を長持ちさせましょう。

・長期的な資産運用をはじめましょう。

・マネープランを立てましょう。

というような感じです。

 

この報告書が発表されてから、

私のお客様とは、

「安本さんのいってたこと、そのままですね」

「ニュースで言ってることが、聞いた話ばかりでした」

などという会話が続いています。

 

報告書は一例のケースであって、あなたの場合はまた違うと思います。闇雲に不安になったりするよりも、一度、あなたの年金、あなたがどんな将来を描いているか、ライフプランを確認されることから始められるといいですね。

 

自分の今を知る、

何が必要で何か不要かを知る、

資産形成、

資産運用を始める。

動き出すのは、今かもしれませんよ^ ^