今、ニュースやワイドショーで、老後資2,000万円問題が騒がれていますね。
どんな問題か、ざっくり説明すると、
6月3日に金融庁が発表した報告書が発端で、
大臣が「昔と比べて長生きの時代だね。夫婦で65歳からの生活に、年金だけじゃなく2,000万円ぐらいいるよ」との発言があり、市民から、
「今の生活から、まだ2,000万円とか!」
「年金制度は破綻ですか?」
「払った分くらい年金ちょうだい」
などの声が殺到。
その後、大臣が、
「金融庁が発表した報告書は受けとらない。」
と、なったのもですから、何だか話が変なところに進んでると感じます。実際の報告書はとても大切なことが書いてあります。
金融庁が発表した報告書はこちらです。
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」
そんなに小さな字でもなく、
図表も沢山なので、少し時間をとっていただいたら読めると思います^ ^
この報告書の内容をざっくりと書いてみますと
・少子高齢化により確かに年金額はいまほどはないでしょう。
・高齢化が進むと、資産管理は自分で出来なくなることも考えましょう。
・資産の寿命を長持ちさせましょう。
・長期的な資産運用をはじめましょう。
・マネープランを立てましょう。
というような感じです。
この報告書が発表されてから、
私のお客様とは、
「安本さんのいってたこと、そのままですね」
「ニュースで言ってることが、聞いた話ばかりでした」
などという会話が続いています。
報告書は一例のケースであって、あなたの場合はまた違うと思います。闇雲に不安になったりするよりも、一度、あなたの年金、あなたがどんな将来を描いているか、ライフプランを確認されることから始められるといいですね。
自分の今を知る、
何が必要で何か不要かを知る、
資産形成、
資産運用を始める。
動き出すのは、今かもしれませんよ^ ^