税制優遇のある制度「イデコ・ニーサ・つみたてニーサ」について(1)

2019/09/04
税制優遇のある制度「イデコ・ニーサ・つみたてニーサ」について(1)

今年の6月には「老後資金は2,000万円が必要」と話題になりました。

 

私の周りでも、

これまでご自身の将来の公的年金の制度や金額などを

詳細まで確認することが無かった方々も、

一度自分の公的年金を確認しておこうという動きがありました。

 

一口に公的年金と言っても、

受取の年金額も受取時期も人ぞれぞれです。

また、将来必要と思われる金額は、

今や未来の住まいの状況や、家計状況、

叶えたいライフプランに応じて異なるということは

ご理解いただけると思います。

 

そして、多くの方の老後生活費の柱となるのは、

終身すなわち「命の終り」まで受取りができる

国民年金や厚生年金の公的年金による老齢給付です。

 

しかし、

それ以外に自助努力での準備も

必要になると考えられます。

 

例えるならば、

公的年金は空腹を免れるための給食のようなもので、

もう少し量が欲しい・お料理の質を上げたいと考えるなら、

準備が必要になるのではないでしょうか。

 

その準備方法のひとつとして、

個人で申込をする税制優遇の制度があります。

明日から4回に分けてご紹介していきます。