お客様から問い合わせがありました。
「運用している資産が下がっています。
今、できることはありますか?」
2月24日から暴落が始まったアメリカ株式市場、
そのあおりを受けて、
日本の株式市場も、
その後の4営業日で
日経平均株価が10%も下落しました。
そんな中、
iDeCoやNISA・つみたてNISAなどで
所有している投資信託が、
日に日に目減りするのをみていると
不安になられたお客様からの
問い合わせでした。
今、できることは、
- これ以上の下落は耐えられないなら、今はマイナスが出ているが売る。(売る)
- 長期の計画で所有したものなので、持ち続けて戻るのをまつ。(何もしない)
- 将来的には成長を見込めるものなら、今は仕込み時と考えて仕込む。(買う)
この3パターンです。
行動は3パターンですが、
その割合を変えてもいいですね。
例えば、
持っている資産が100とすれば、
50は売って、50はそのまま
30は売って、70はそのまま
という具合です。
「保有し続けていたら、いつかは買値に戻ってプラスに転じるかもしれないけど、下落続きはは精神の安定に悪いので、半分は損を納得で売ってしまう。半分は持ち続けて、何年?何か月かかるのか、かわからないけど株価の戻りを待つ」
というような方法です。
もっとも、これらの判断は、
回復してくるであろうものを
買っていることが大前提であり、
これ以上回復が見込めないものは、
売るのが正解です。
肝心なことは、
「投資の資産の変動によってドキドキしてしまい、通常の生活が手につかない・送れない。」
というような事になってはいけませんね。
そうならないような、
この両方が取れる範囲を考えてみてください。