1年の始まりを機に、小銭貯金を銀行口座に入金したいと考えておられる方や、
お子さんのお年玉を銀行口座に入金しようと思っておられる方もいらっしゃるでしょう。
しかし今、大量の硬貨を銀行口座に窓口から入金しようとすると、手数料がかかるのをご存知でしょうか。
都市銀行では、窓口で硬貨の入金を依頼する場合「大量硬貨取扱手数料」や「硬貨入金整理手数料」が発生します。
・三菱UFJ銀行
100枚まで無料。101〜500枚までなら550円。
・三井住友銀行
300枚まで無料。301〜500枚までなら550円。
・みずほ銀行
100枚まで無料。101〜500枚までなら550円。
・りそな銀行
100枚まで無料。101〜500枚までなら660円。
※4行とも、ATMでの硬貨入金は何枚でも無料です。
硬貨を数えたあとで入金をやめる場合や、金額を変更する場合も、手数料は発生します。
また、一度の取引で複数回に分けて入金する場合も、合算枚数に応じて手数料が請求されます。
大量の硬貨を使って振込をする場合も、取扱いは入金と同じです。
地方銀行や信用金庫でも、都市銀行と同様の取り扱いをするところがほとんどですので注意してくださいね。
ネット銀行に関しては、大量の硬貨入金に対応するところはほとんどありません。
1部入金が可能な場合もありますが、利用ATMが限られる、入金金額に下限が設定されているなど、そもそも制限が設けられています。
これまで窓口であっても、手数料無料で取扱いをしていたのが「ゆうちょ銀行」です。
しかし、2022年1月17日からは手数料が発生します。
・ゆうちょ銀行(窓口)
50枚まで無料。51〜100枚までなら550円。101〜500枚までは825円。
硬貨計数後の変更や複数回での取引は、銀行と同様に手数料が請求されます。
また、ゆうちょ銀行はATMで硬貨を入金する場合も手数料が発生します。
・ゆうちょ銀行(ATM)
1〜25枚まで110円、26〜50枚は220円、51〜100枚は330円。
もし、ゆうちょ銀行での硬貨入金を考えておられる方は、1月17日までに入金されることをお薦めします。
硬貨の窓口入金で、手数料を払いたくないという場合は下記の方法があります。
・各銀行の入金制限枚数を超えないよう、制限枚数を確認する。
・日を替えて、制限枚数内で入金をする。
という対策をとることになりますが、今後、小銭貯金をする場合は、マメに入金に行くことが必須となるでしょう。
金利が付かない今の時代で手数料は、意外に痛い出費ですね。
預入銀行でよく確認してから、入金してくださいね。
まずは60分(10,000円)のご相談で「お金の見通し」をつけませんか?
まずは、お金の「今」と「見通し」を整理整頓しましょう。
やすもとファイナンシャルプランニング事務所特製「お金が見えるシート家計版・資産版」を作成しプレゼントします。【初回面談限定の価格と特典となります】
電話番号 | 090-5132-4373 | 所在地 | 大阪市東成区大今里南3丁目13-14 アクセス |
---|