公的に医療保険の役割をもつのは「健康保険」や「国民健康保険」でしたね。
もし大きな手術をして高額の治療費がかかっても、高額療養費制度によって毎月の支出の上限があるので、全てを自分で賄わなければいけないという事ではありませんでした。
では、なぜ民間の医療保険に加入するのでしょうか?
これから加入される方に質問すると、
「入院した時などに困らないように」
「もし、急に働けなくなったら困るから」
「家族がガン家系だから、ガンになったら困るから」
などというお返事が多いのです。
それらの心配はよくわかります。
でも、加入時には本当に必要な内容だけに留めておいて欲しいと思います。
なぜなら、既に入っている民間の医療保険を見直したいと相談される方に、相談のきっかけを質問すると、
「保険料が家計を圧迫して困っています」
「老後資金を用意したいのにできないのは、この保険料が多いからだと思うので」
というお返事が返ってきます。
病気になって、予想外のお金がかかることは困る。それは勿論そうですね。
でも、何から何まで民間の医療保険でカバーするように手厚く加入すると、今度はその保険料で家計を圧迫することがあるんです。
医療保険の保険料がお困りごとの原因になってしまうと本末転倒ですね。
あなたの医療保険についている特約の内容は理解できていますか?
それは本当にあなたに必要な内容でしょうか?
要るもの、要らないものを確認して大切な手取り収入を有効に使いたいですね。
もちろん、私の医療保険も最低限の内容です。災害時の特約は必要ないと思っているので付けていません。
医療保険の保険料で困らないように・・・
あなたの医療保険も一度確認してみてくださいね。