日本の代表的な株価指標は2種類あります。
ひとつは昨日の「日経平均株価」もうひとつが「TOPIX・東証株価指数 (トピックス・とうしょうかぶかしすう)」です。
TOPIXの特徴は、東京証券取引所第一部に上場している全銘柄を対象とした指数という点です。昨日の日経平均株価は東京証券取引所第一部に上場している約2000銘柄のうちの225銘柄を選んだ指数でしたが、TOPIXは約2,000銘柄全部を対象とした指数です。
※2020年3月27日現在で一部上場銘柄数は2,168社
TOPIXは、約2,000銘柄の浮動株数の時価総額を合計しています。浮動株数というのは、大株主が持っている売買が盛んに行われない株を除いた、一般投資家が売買できる株数です。時価総額=株価×株数で算出されます。
ややこしいのですが、日本には株価の指標が2つあるということです。
「日経平均株価・日経225」・・・日経新聞社が選出した代表225社の株価を基に算出
「TOPIX・東証株価指数」・・・東証一部上場の全銘柄を対象で、時価総額の合計を算出