昨日のブログの
「住宅取得資金に係る贈与税非課税措置」
の国土交通省HPから抜粋した文章
【住宅取得者の初期負担の軽減を通じて、良質な住宅ストックの形成と居住水準の向上を図るため、父母や祖父母などの直系尊属から、住宅の新築・取得又は増改築等のための資金を贈与により受けた場合に、一定額までの贈与につき贈与税が非課税になる制度です】
ここに「直系尊属」とあります。
「ちょっけいそんぞく」
法律用語ですから、
普段使うことがなく、
聞きなれない言葉ですね。
「直系尊属」とは、
父母
祖父母
曾祖父母
高祖父母など、
家計図を書いたときに、
自分を起点にして、
縦のラインで上につながっていく人の
ことを指します。
縦のラインでつながった、
養父母も含みます。
対の言葉は
「直系卑属」
「ちょっけいひぞく」
です。
「直系卑属」は、
子
孫
ひ孫
玄孫(やしゃご)など、
家計図で
縦のラインで下につながっていく人の
ことを指します。
縦のラインでつながった
養子も含まれます。
直系は、文字通り直接つながってる感じがしますね。
直系の対となるのは
「傍系(ぼうけい)」です。
傍系は
兄弟姉妹
おじ・おば
いとこ
甥・姪など
家計図で
共通の祖先から横につながっている人です。
配偶者は、
家計図では真横の位置となり、
「配偶者」であり、
直系でも傍系でもありません。
配偶者と「直系」の関係の親族は
自分からすると、
「直系姻族(ちょっけいいんぞく)」
配偶者と「傍系」の関係の親族は
自分からすると、
「傍系姻族(ぼうけいいんぞく)」
と呼びます。
色々な呼び名があって
面白いですね。