お金にかしこいママになる!を知識と実行ガイドでお金のしくみ化を応援します。
家計と保険の見直し・教育と老後資産づくりのお金のガイド「やすもとファイナンシャルプランニング事務所」
大阪市東成区大今里南3丁目13-14

  1. FPやすもとのブログ
  2. 税金
  3. 働く女性の税金のお話①
 

働く女性の税金のお話①

2019/01/15

会社員が納める税金は2種類

会社員が納める税金は「所得税」と「住民税」です。
このふたつは所得課税で所得に対して課税されます。
その年の所得額によって納める税金の額が変わるということですね。

所得税

「所得税」は国に納める税金です。
「国税」という分類です。

「所得税」を算出するには、まずあなたの1月1日〜12月31日までの収入を合計します。
その収入の全部に税金がかかるわけではなく「控除(こうじょ)」と呼ばれる税金がかからない部分があります。

収入から控除を引くと税金がかかる部分「課税所得金額」が出てきます。

    収入ー控除=課税所得金額

その課税所得金額に税率をかけて税金が算出されます。それが「所得税」です。


所得税は超過累進課税(ちょうかるいしんかぜい)

 

超過累進課税???ってなんでしょう。

先ほどの収入から控除を引いた残りの課税所得金額に税率をかけると「所得税額」が算出されます。

そのかける税率が一定の値ではなく、超過累進課税方式なのです。

 

超過(ちょうか)=数量や時間などが、定まったわくを越えると

累進(るいしん)=数量の増加に従い、比率が増すこと

課税(かぜい)=税金を課する

 

それぞれの語句の説明からわかるように、

超過累進課税とは、一定の課税所得額を超えると階段のように税率が上がります。ということです。

具体的には下記のようになります。

 

国税庁HPより

 

課税所得金額が195万円以下の部分は5%の税率。

195万円を超えて330万円以下の部分は10%の税率。

330万円を超えて650万円以下の部分は20%の税率。


あなたの課税所得金額がでたらその金額を部分わけし、その部分それぞれに定まった税率をかける。

そして所得税が決まります。

 

そしてその税率は超過累進課税方式で、課税所得の金額が大きくなる部分の税率は高くなっています。

それは、納税者がその支払能力に応じて公平に税を負担するしくみをとっているからです。

「基本的な生活が出来るようになりましたね。では、それ以上の部分には税金を多くしても大丈夫ですね。」というような解釈でしょうか。


所得税の最高税率

 

現在の所得税の最高税率は4000万円を超える部分の45%です。

 課税される所得金額
 税率
 195万円以下 5%
 195万円を超え 330万円以下 10%
 330万円を超え 695万円以下 20%
 695万円を超え 900万円以下 23%
 900万円を超え 1,800万円以下 33%
 1,800万円を超え4,000万円以下 40%
 4,000万円超 45% 


4000万円超の部分に45%の税金を納めている方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

また、調べていつかのブログにしますね。


今日は、会社員が納める税金の「所得税」その中の税率について詳しく見ていきました。

 

 

まずは60分(10,000円)のご相談で「お金の見通し」をつけませんか?

  • お金のこと何から手を付けたら良いのかわからない…
  • 散らかっているわたしの「お金のこと」を片付けたい…
  • 年金?保険?教育資金?投資?教えてほしい…

まずは、お金の「今」と「見通し」を整理整頓しましょう。

やすもとファイナンシャルプランニング事務所特製「お金が見えるシート家計版・資産版」を作成しプレゼントします。【初回面談限定の価格と特典となります】

電話番号 090-5132-4373
所在地 大阪市東成区大今里南3丁目13-14 アクセス