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公的年金について知っておこう(2)

2021/02/09
公的年金について知っておこう(2)


昨日は「公的年金」は
国民年金保険
厚生年金保険
という「保険」です。
とお伝えしました。
↓↓↓

どこかで、
「公的年金は2階建て」
と聞かれたことはありませんか?
図を見てもらえばわかりやすいですが、
「公的年金」は2階建ての構造になっています。

1階部分は
国民年金(基礎年金)です。
基礎という言葉がついているだけあって、
日本の年金制度の根幹の部分です。
今日は国民年金保険料の金額や
前納の割引金額についてお伝えします。

原則、20歳から60歳の日本に住む人は
この国民年金に加入します。
学生やフリーターなど、
正社員でない人は、
20歳のお誕生日月になったら、
国民年金を払ってくださいね!
という振込票が自宅に送られてきます。

保険料は1か月16,540円(令和2年度)です。
保険料は毎年増減します。
令和3年4月から令和4年3月までの
国民年金保険料は
前年度プラス70円の
16,610円/月になります。

国民年金保険料納付方法は、
4月上旬に日本年金機構から、
納付書が送られてきますので、
それを使って納付します。
納付書でコンビニ払いも可ですが、
事前手続きにより、
口座払いやクレカ払いも可能です。

1か月前納や、6か月前納、1年前納、2年前納
という払い方もあり、
それぞれに割引がありあます。

口座払いにして当月分保険料をその月末に
振替納付にすることを早割といい、
令和2年度は1か月50円の割引がありました。
(令和3年度は未発表)
いずれ払うためにお金を用意しないといけないのなら、
この早割の恩恵は受けたいですね。

日本年金機構HPより作成
振替方法 1回あたりの納付額 割引額 2年分に換算した割引額 振替日
 翌月末振替(割引なし) 16,610円 なしなし 翌月末 
 当月末振替(早割) 後日お知らせ後日お知らせ  後日お知らせ  当月末
 6カ月前納 98,530円 1,130円 4,520円
 4月30日
11月1日
 1年前納 195,140円 4,180円 8,360円 4月30日
 2年前納 382,550円 15,850円 ー 4月30日

※振替日が休日の場合は翌営業日に振替されます。

※割引額は年利4%の複利現価法によって計算した額です。

赤の部分は
2年分を前納した時の割引額です。
約1か月分の保険料割引ですね。
これは大きい金額です。

日本年金機構側の計算の根拠は、
この割引金額(15,850円)は、
「2年分を先に納めてくれたら、
それを4%で運用しますので、
前納の金額を
その得られるえあろう運用益の分、
差し引きますよ。」
という事です。

ここにも資産運用の力が効いていますね。

20歳から60歳までの、
日本に住んでいる誰もが加入する
「国民年金(基礎年金)」
同じ保険料を納めなければいけないなら、
上手に前納制度を利用するのも良いかもしれませんね。

もちろん、
ご自身で運用して、
4%以上の利益が出せそうな人は、
毎月払いで良いですね。

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