出産の費用は公的医療保険が適用されず、
全額を自分で払う必要があります。
出産は病気やケガではないので、
正常分娩の場合は全額自己負担なのです。
しかし、実際には
「出産育児一時金」という名目で一時金がでます。
その一時金の金額が
今までは42万円でしたが、
今年4月に50万円に増額される見込みです。
また、出産の費用は公定価格がなく
医療機関によりバラバラでわかりづらいために、
厚生労働省は
「2024年4月をメドに医療機関ごとに出産費用を公表する仕組みを作る。」
と発表しています。
これは、
出産育児一時金の増額とともに、
出産の費用の便乗値上げが起こらないように
透明性を高めることも目的のようですね。
あれ?それなら1年遅いんじゃないの???
出産費用は医療機関や地域により
まちまちですが上昇傾向にあり、
全施設平均は
- 2012年度・・・41.7万円
- 2021年度・・・47.3万円
厚生労働省が新たに作るホームページでは
下記の項目が公表対象の予定です。
- 出産費用
- 無痛分娩の取り扱いの有無
- 平均入院日数
- 合計負担額
どの地域で出産することになっても、
ホームページで医療機関の情報が確認できるのは
とても有難い仕組みですね。
特に費用面は
事前に確認しておきたい項目です。