すでに、住宅ローンを借りている人で、
変動金利を選択した方、
そして、
これから住宅ローンを借りようと
計画している人も、
気になるのは「金利」ですね。
私たちが使う銀行等の金利ですが、
元となるのは「日本銀行(にちぎん)」が
発表する金利です。
ものすごくざっくりいうと、
景気が良かったら金利は上がる傾向で、
景気が悪かったた金利は下がる傾向で、
動きます。
そして、
住宅ローン金利は2種類あります。
それぞれ金利の決まり方があります。
固定金利は長期金利の
「新発10年物国債の利回り」
が指標です。
短期金利は「短期プライムレート」と
連動しています。
※短期プライムレートとは、銀行が優良企業に貸し出すときの金利で1年未満のもの
もういや・・・
わかりにくい・・・
となるかもしれませんが、
要するに、変動金利と固定金利は
それを決定する元となる金利が
異なります。
そして、
2022年12月の金融政策決定会合で
「長期金利の動きを
今まではプラスマイナス0.25%程度としていたのを、
これからはプラスマイナス0.5%程度に拡大するよ。」
との発表がありました。
今までのマイナス金利から、
徐々に通常の金利に
戻していくかもしれませんよ。
というような、
ニュアンスです。
その影響をうけて、
長期金利に影響する
「固定金利」の上昇が
2023年1月の金利でみられました。
今のところ、
「変動金利」には影響していないようですが、
住宅ローン金利が上昇するときは、
まず、固定金利が上がって、
次に変動金利が上がります。
常に動きがある
金利などの将来の動きを
当てることは不可能ですが、
過去を振り返ると、
直近の10年ほどは金利が低かったことは
明らかです。
これから住宅ローンを利用する方は、
- 将来の返済額が確定する安心の「固定金利」
- 今の返済額が少ないことが魅力の「変動金利」
どちらにされるか。
固定か変動か、
もうこれは「永遠のテーマ」とも言えますね。
変動金利を選択される方で
特に長期期間で借り入れ予定の方は、
金利が上昇した時のことも
頭の片隅において、
できればシュミレーションしてみてくださいね。
そうはいっても、
このまま変動金利も低金利が
続くかもしれません。
こればっかりは・・・わかりません。
ひとつわかることは、
変動金利を選択される方は、
より余裕がある
借入額、
毎月の返済額
であることを
おすすめいたします。
住宅ローンのこともクリアにして、
安心の住宅購入へ進めるといいですね^^