お金が足りないと思うときの2つのパターンのうち、
ひとつの目のパターンの、「支払いをしなくてはいけないお金がある。でも、手元にお金が全くない。」という状況の時は、お金に余裕がない時なので、とにかく支出を減らすことを最優先にする必要があるという事を書きました。収入よりも支出が大きくなっている時は、まずは「我慢して使わないようにする」に尽きます。
2つ目のパターンは、「今、欲しいものや体験したいことがあるのに、お金が減るのが怖くて使えない。」という状況です。この場合は手元にお金はあるのに、下記のような気持になるときですね。
- とりあえず、貯金しないといけないと思っている
- 老後が不安
- 単純に、どれくらい使って良いのかわからない
- 親からの刷り込みでお金を使うのは悪いことだと思っている
自分で望むことがある、そして手元に使えるお金もある、なのに使えないって「とてももったいない」状況だと思います。お金の整理整頓をするだけで、こころおきなく使えるようになるかもしれません。
1~3の項目の解決方法は簡単です。
「キャッシュフロー表をを作りましょう」です。
今の収入や支出や貯蓄残高を確認して、これからどんな暮らし・人生を望んでいるか?
そのためには「いつ」「いくら」のお金が必要か。
キャッシュフロー表は自分の進む先の「コンパス」みたいなものですね。
Aの方向に進めば、Aの結果が。
Bの方向に進めば、Bの結果が。
例えば、老後資金にしても潤沢に用意していたいと思う人と、老後は生活できればそれほどお金は必要ないと思う人、この目的地の違いだけでも、今できることが大きく異なってきます。
老後資金を教育資金と置き換えてもらっても同じことが言えます。子どもの教育資金は潤沢に用意したいと思う人と、子どもの教育費は子供自身が学びたいと思ったら奨学金で準備すればOKと思っている人、この違いで今のお金をどう割り振ればよいか、選択の道が異なります。
お金は通帳に入っていても、それは数字でしかありません。何かの対価として使うときに価値があるものですね。
「いつ」「いくら」のお金が必要か。
そのだいたいの目途がついたら、安心してお金を使えるようになります。
自分の喜びの為に使うもよし、
誰かの喜びの為に使うもよし。
お金を使うときに「このお金を使って大丈夫かな・・・」という不安な気持ちを乗せるのではなく、「これは使っても良いお金」と思えると、お買い物や体験がより充実したものになりますね。
お金が減るのが怖くて使えないという人には、投資をして自分のお金から産まれる利益の分だけ、イメージとしてコップから溢れた分だけ使う感じでしょうか。溢れた分をお楽しみに使う仕組みを作ればよいですね。短期間でできることではありませんが、できます。自分のお金育てです。時間をかけて育てる過程も楽しめます^^
最後の4の「親からの刷り込みでお金を使うのは悪いことだと思っている」これは、成人した大人なら、自分の価値観を確立できれば良いですね。親は親。あなたの人生はあなたが決めることですから。
最後に宣伝を・・・
FPやすもとは、様々なお金の知識を駆使して、その方にとって必要なお金の知識をお伝えいたします。自分で取り掛かるにはハードルが高いと思われる
- キャッシュフロー表作成
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