公的年金について知っておこう(1)~(8)の記事で、
まずは公的年金の1階部分の
国民年金について書いてきました。
今日はそのまとめです。
20歳になると加入する国民年金。
原則として60歳まで納めます。
国民年金保険料は
現在は
月額が16,540円(令和2年4月から令和3年3月)
4月からは
月額が16,610円(令和3年4月から令和4年3月)
です。
↓↓↓
国民年金保険料を納めて、
どこかの時点で年金を受け取る側になるのですが、
ほとんどの方は老後の年金として受け取ります。
その年金の名前は「老齢基礎年金」といいます。
受け取る老齢基礎年金の金額も
毎年変わります。
40年間、国民年金を納めると
満額の「老齢基礎年金」を原則65歳から
受け取ることができます。
今の老齢基礎年金額は、
月額が65,141円(令和2年4月から令和3年3月)
です。
↓↓↓
国民年金は、
老後だけではなく、
子ども(高校生まで)がいる親が
死亡してしまった時には、
遺族の生活を守るために
「遺族基礎年金」が支給されます。
↓↓↓
さらに、
障害状態と認定されたときには
「障害基礎年金」が支給されます。
↓↓↓
国民年金は
もしもの時の保険です。
生活の基盤のセーフティネットという事を
覚えておいてくださいね。
↓↓↓
2階建てと言われる公的年金の
まずは、
1階部分の国民年金について書いてきました。
自営業の方や、
フリーターの方は、
基本的には公的年金は国民年金のみになります。
老後の生活費を
国民年金からの「老齢基礎年金」だけで賄うのは
難しいと考えられます。
早めに自助努力で
自分年金を作ってくださいね。
そのために、
国は税制優遇のある
iDeCoや
つみたてNISA、
などの制度を作っています。
国からのメッセージを
早めに受け取って、
行動に移して欲しいと思います。
次からは2階部分の
厚生年金について書いていこうと思います。
厚生年金の加入者である
会社員・公務員の方は、
上にまとめた「国民年金」の保障があり、
さらにその上に2階部分「厚生年金」の
保障もあります。
| 老齢 | 遺族 | 障害 |
国民年金(1階部分) | 老齢基礎年金 | 遺族基礎年金 | 障害基礎年金 |
厚生年金(2階部分) | 老齢厚生年金 | 遺族厚生年金 | 障害厚生年金 |